ベランダの杏を植え替えた
2021年 02月 09日
我が家の三階のベランダで栽培しているアンズの木、育て始めてとうに10年以上がたち、毎年早春には美しいピンクがかった白い花をいっぱいに咲かせ、食べられないもののたくさんの実も実らせて目を楽しませてくれていましたが、ここ数年はプランター代わりのバケツが小さくなり、いかにも窮屈そうで花や葉の量も減ってしまい、どうにかせねばと思っていました。
昨年あたりからはポリプロピレン製のバケツの劣化が進み、胴体部分も縦に裂けてきてしまったので、今年、ついに重たい腰を上げて植え替えを敢行しました。
今までは45リッターのバケツでしたが、今回は80リッターの「漬物樽」を使いました。何に植えるかいろいろ調べていたとき、紫外線や外気による侵食の比較的少ないポリエチレン製で、しかも他のさまざまな植木鉢やバケツの類と比べ、ベラボウに安価なこれに目が留まり、「漬物樽って・・厚みとかペラペラじゃないの?」とは思いましたが、失敗したら屋上の貯水槽にでもするつもりで試しに二個買ってみました。
届いたそれは、薄黄色い色合いが案の定安っぽいものの、厚みもそれなりにあり、バケツと比べて強度にさほど劣るような感じもしません。耐候性はこちらの方が優れているということだし、たぶん大丈夫でしょう。付属の漬物用の落し蓋も、鉢底石を敷いて水はけを良くする際に便利でした(笑)。
もとのバケツの中は太い根がいっぱいになってしまっていて、これではバケツが裂けるのも仕方がないという感じでした。ちょっと木には気の毒なことをしました。今度の容器は容量が倍近いので、しばらくはのびのびと過ごすことができるでしょう。
昨年からは実もアンズ酒にして活用するすべを身につけたので、今年の花と実が楽しみです。
by blumfeld68
| 2021-02-09 15:23
| ガーデニング
|
Comments(0)